南寧で開催された第3回中国〜ASEAN博覧会は、中国で開かれた唯一のASEAN市場に向けた国家クラスの大型ビジネス展覧会である。34社の上海の出展企業は5億人以上の膨大な市場の将来に期待している。
上海建材集団が展示する省エネガラス、保温ミネラル・ウールなどの商品は、多くのASEAN業者を集めた。総裁の徐?湘氏によると、上海建材集団の商品はASEANの一部の国に影響力があった。例えば、30%の省エネガラスは、シンガポールのチャンギ(Changi)国際空港、マレーシアのシティ・ステート・タワー・ホテル.(City
State Tower
Hotel)などに用いられた。上海三強工程技術公司によると、ここ数年、同社がベトナム、タイ、マレーシアなどのASEAN国家からの食品、化粧品機械の輸出受注は多くなっている。
上海外経集団副総裁の朱珠氏は「ASEAN市場の開拓について、上海企業は貨物貿易の輸出を目指すだけでなく、サービス貿易の発展を通して、貨物の輸出を向上させるわけである。ここ数年、上海の外経集団がベトナム山洞発電所、ベトナム国際会議センターなど数個のプロジェクトを請け負っており、その金額は2億ドルを超えた。そのうち、6、7割は設備購入額だ」と述べた。実は、上海隧道、上海電気、上海建工などの企業も、ASEAN博覧会で、ASEAN各国企業と真面目に商談を行い、ASEAN市場の開拓を深めている。
(編集:曹 俊) P
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