中国は世界中の特許申請大国に加速的に育っている。２００３年以来、中国の実用新案と外観設計特許の申請件数は三年連続して世界トップ。

  中国国家知的財産権局の田力普局長は最近青島で、第十次五ヶ年計画期間中、中国の特許申請件数は急増、２７０万件以上の特許申請の中で、六割近くがその期間中に受理されたもので、とくに発明特許申請が５５万件以上で、第九次五ヶ年計画期間の３倍だと説明。

   注意すべきは、中国が特許法を実施し始めた１９８５年から、１５年間にわたった発展を経て、２００６年は中国の特許申請件数が初めて百万件を超え、４年二ヶ月以降の２００４年３月１７日、中国の特許申請件数が二番目の百万件を超えた。今年は中国の特許申請件数が３００万件を超える見込み。 実用新案と外観設計特許申請件数で三年連続して世界トップを占めているのに対し、３種の特許において価値の最も高い発明特許申請件数では、中国が見劣っている。２００５年、中国は発明特許申請件数で世界第四位、１人当たりでは先進国に比べ開きが確実だ。

 　また、中国の年間商標登録出願件数も数年来世界トップクラスを占めている。