中国の対外開放が深まるにつれて、国内経済に対するその影響がますます強くなってきていることが、国家外貨管理局が28日発表した「2005年度中国国際収支報告書」で分かった。
それによると、中国の国際収支の規模は去年、前の年と比べて27%増加した。また、経常収支と資本収支はいずれも黒字を維持しており、全体の規模は2238億ドルに達しているという。
また、報告書は「国際収支の均衡という目標を実現するため、中国が内需の拡大を積極的に進めて、経済成長の方式を転換すると友に、輸出製品の構造を調整し、輸入拡大を奨励しなければならない。さらに金融市場の育成と成長に力を入れ、預金を投資や消費分野に回るようにし、人民元為替レートシステムを完全なものにしなければならない」としている。
(CRI)
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