2006年、内外市場の開発に注力し、民族系銀行カードのブランド競争力を全方位に高め、6カ国以上の国で事業を開設すると、中国銀聯は19日発表した。
中国銀聯はまた、銀行カード詐欺対策センターを設立し、カード保有者をターゲットに万全なリスク対策を届ける狙いがある。
それは中国銀聯が19日、閉幕したばかりの2006年業務会議で明らかにしたことだ。中国銀聯が設立する予定の銀行カード詐欺対策センターは中国銀聯リスク部が取り仕切る。
中国銀聯は2006年、番号の頭数字62の基準カードを発行する。このカードは中国の独自の知的財産権を有し、国際基準にかない、表面に「銀聯」マークが付いた国際基準銀行カードで、ほかの国々、地域、銀行でも使用できる。
中国銀聯の予測によると、2006年、ほかの銀行を跨ぐ銀行カードの取引が22億口、決済金額が1.5兆元に達するという。また、銀行カードの機能が充実しつつあり、2006年、光熱費、水道料金などの支払い、通話料の支払いに銀行カードを使ってもよい。
現在、銀聯カードの対応ネットワークが国内から米国、ドイツ、日本、香港、マカオなどに広がり、国内では、取り扱い業者が39.4万社、POS機が60.8万台、国外で、取り扱い業者が2.94万社、POS機が4.53万台、ATM機が6.23万台。
|