上海最大の衣料卸売市場である七浦路服装市場でこのほど、第2期「七浦興旺服飾批発(卸売)城」が開業した。
同批発城は上海七浦万豊房地産開発経営公司と上海宝山製鉄置地との出資(総額10億元)で作られていた。床面積13万平方メートルに達しており、3000店舗を収容できる。
地下には靴の店がたくさん入り、メード・イン・チャイナのブーツなどが売られている。1階と2階には流行服飾が多くて若者らを引きつけているようだ。3階には子供服とベッド用品がぎっしり並んでいる。4階には展示ホールが設けられており、フランスの「クリスチャン・ディオール」などのブランドが加わっている。とくに韓流服飾の進出が目立つ。5階にはレストラン街があり、食事をとることができる。
目下、同批発城は90%以上の入居率で、ソフトオープン期間中、毎日延べ2万人が訪れ、取引額は500万元に達しており、年間取引額は20億元に上る見通しだ。
上海七浦路服装市場には、「七浦興旺服飾批発城」のほか、「興浦服装卸売市場」「凱旋城服装市場」「豪浦市場」「上海新七浦服装市場」という5大服装卸売市場が集中している。衣料卸売りから小売り、グルメ、娯楽を一体化した大型複合商業施設の面積は30万平方メートルに及ぶ。
(章坤良 写真も)
|