中国、ベトナムの30余社の企業が19日、「中国・ベトナム企業家フォーラム」で、機械電力製品、旅行、医薬、通信などの分野に及び、総額10億ドルの提携合意に調印した。
ベトナムのチャン・ドゥック・ルオン国家主席と共に訪中しているグエン・
タン・ズン副首相が調印式に出席し、あいさつで「ベトナムと中国は山、川が連なる友好隣国だ。両国は政治、経済、貿易、外交、国防、文化などの分野で包括的提携を展開しており、こうした提携関係は両国民に実益をもたらしている」と述べた。
中国の統計によると、2004年、中越貿易額が67.4億ドル、両国は石油製品、繊維製品、機械電力製品、原油の分野で効果的な提携を展開している。
同副首相によると、中国はベトナム最大の貿易パートナーとなっている。中国の製品、消費財、投資事業がベトナムで一定の市場を占め、ベトナム国民によって信頼されている。ベトナム政府は継続して中国の投資者、貿易業者のために有利な投資環境、貿易環境を創り出し、より多くの中国企業のベトナム投資を歓迎しているという。
今回のフォーラムは中国国際貿易促進会とベトナム商工会が共催し、両国からの300名余りの企業関係者が出席した。
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