新華社北京発
国家食品薬品監督管理局の辺振甲副局長は26日、国務院新聞弁公室の記者会見で、国家食品薬品監督管理局は四つの職責をきちんと履行して新型インフルエンザの予防と治療用の薬品と医療器械の品質安全を確保する意志を示した。
同氏によると、国家食品薬品監督管理局は新型インフルエンザの予防と治療用のワクチンの開発と生産準備を着実に行い、特別審査ルートを作って新型インフルエンザの予防と治療に関連する薬品と医療器械に対して特別審査すると同時に薬品生産企業、医療器械生産企業の生産する新型インフルエンザ関連薬品、医療器械への品質監督管理を強化し、スタッフを工場に派遣して監督検査に当たらせる方針だ。一方、偽造薬品への取り締まりを強め、新型インフルエンザ関連の偽薬、品質問題のある薬に対しては厳正に取り締まる方針だ。
26日に最高人民裁判所、最高人民検察院が発表した『偽薬と品質問題のある薬品や医療器械の生産販売刑事事件の具体的法律応用若干問題に関した解釈』も新型インフルエンザ関連薬品の品質確保を推進する。
『偽薬と品質問題のある薬品や医療器械の生産販売刑事事件の具体的法律応用若干問題に関した解釈』は、自然災害、事故災難、公共衛生事件、社会安全事件などの突発事件発生時に突発事件対応用として偽薬、品質問題のある薬品を生産、販売する行為に対して厳正に処罰すると決めている。
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