このほど、「中国最後の狩猟部落」と言われる内蒙古自治区根河市オルグヤ・エヴェンキ族猟師郷で飼われているトナカイから、100頭の赤ちゃんがを産まれた。
トナカイは国家2級保護動物に指定されているが、2005年もエヴェンキ族猟師郷のトナカイは1000頭を超えており、今年5月、トナカイの繁殖期に入って以来、5カ所のトナカイ放牧地で100頭の赤ちゃんが生まれたことから、トナカイの数は1400頭になる見込み。
オルグヤとはエヴェンキ語から音訳さらた言葉で、「ポプラが茂る場所」を意味している。オルグヤ・エヴェンキ族の人々は森の奥に定住しており、猟やトナカイを飼うことで暮らしている。現在、ここは中国唯一にしてアジアでも最大規模のトナカイ養殖基地となっている。
(中国国際放送局・日本語放送)
|