新華社西寧発
可可西里国家級自然保護区管理局からの情報によると、出産間近のチベットカモシカは19日、青蔵鉄道や青蔵道路を横断し、保護区の奥地にある卓乃湖や太陽湖などの集中出産地に向かう。
可可西里管理局の才旦周局長によると、19日午前、今年第一陣の400頭余りの雌チベットカモシカは集合して青蔵鉄道の五北大橋一帯に到着し、200頭余りは五北大橋の動物レーンを通り、ほかの雌チベットカモシカはまだ五北大橋の東側で集結中、鉄道橋梁横断を待っている。
チベットカモシカの安全な環境での渡りや出産、育児を狙い、可可西里の動物保護所はチベットカモシカの通る道路で人手を動員して保護に当たるのと同時に、青蔵道路を行き来する自動車を徐行させるよう指揮し、大音のクラクションを禁じ、チベットカモシカが青蔵道路を通る場合、停車させ、チベットカモシカのために道路を空け、チベットカモシカの渡りを守るよう努める。パトロール隊員はこのほど、保護区の奥地にある卓乃湖のほとりでテント保護所を設置し、出産チベットカモシカを守り、密猟の発生を防止し、これらの地域で野生動物感染症監視、不法な砂金採掘取締のための山パトロールを行う予定だ。
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