中国大陸では22日午前、新型インフルエンザ患者のうち、広東と北京の2人が全快し、退院した。これで、5人のうち4人が退院した。
残る北京の患者は好転したものの、治療を続けている。
一方、全日本中国海外留学生友好聯諠会(全日本留学生学友会)の緊急連絡網を通して、大阪大学大学院に在籍している中国人留学生(男性)が、新型インフルエンザ(H1N1)に感染していることが明らかになった。日本在住の中国人で新型インフルエンザ患者が発生したケースはこれが初めて。21日の時点で、この留学生の体温は平熱に戻り、病状は安定しており、自宅で治療観察を続けている。
(編集:章坤良)
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