上海市科学協会が31日開いた「上海市科学普及資源情況(2008版)」調査報告大会で明らかになったところによると、上海の科学普及場所の資源は大量・多様化・特色溢れ、上海の人々の科学普及文化消費は、比較的に普遍的で、全体の消費量は多く、その中で、科学普及パビリオン・テレビドラマ・観光が最も人気があるという。
同調査によると、上海市は現在、計208カ所の科学普及の場所が19の区・県に分布し、幅広いものの不均等で、中心地区への集中度が高い。そして近郊、遠郊地区はやや低い状況という。
上海の科学普及場所の公益性は高く、大部分は無料入場で、サンプル調査の128カ所の中でも、完全無料は91カ所で、71.9%を占め、有料入場の費用も大衆に受け入れられている。開放時間では、大部分の場所は毎日開放されている。しかし、調査によると、調査された128カ所の上海の科学普及場所の中で、マルチメディア技術の応用は不十分で、「オンライン科学技術館」の設置比例は28.9%という。
また、大衆の消費願望にも注意すべきで、総消費は高い。回答者の2007年の科学普及文化消費の延べ回数は6259人で、総人数の59%を占めた。消費額から見ると、年消費「200元以内」が最も多く、2008年の同消費は維持あるいは増加の趨勢という。
(編集:兪静斐)
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