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最新の食品入国規定によって、インスタントラーメン持参でイギリスへ行くと罰金・起訴の可能性(写真)
2008 -12 - 16 16:39

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写真説明:肉類を含むインスタントラーメンは、イギリスの輸入禁止食品である。写真:徐暁林               

  東方ネット16日付ニュース:『東方早報』の報道によると、間もなくイギリスの大学と言語学校の春季入学時期となり、多くの中国人学生がイギリスに出かける。イギリス税関と税務本署(HMRC)は、イギリスの環境・食品・農村事務部門とイギリス国境管理局と共同で、中国人の入国留学生と観光客に注意を与え、イギリスの非EU国家から動物種類の食品と野菜種類の食品の入国制限を注意するように訴えている。最新の食品入国規定によって、インスタントラーメンを持参でイギリスに行くことは罰金を課せられる可能性があり、さらに拘留されることもあるという。            

  イギリス税関と税務本署は、多数の非EUの国家からイギリスへ行く留学生や観光客が入国する際、食品を持ち込むことは不便になるが、これは「個人食品入国規定」に対する理解不足からだと語った。そのため、イギリス税関と税務本署は、北京、上海と広州などの都市で多種のルートを通じて、多くの学生と観光客に食品入国規定を理解させ、イギリスに行く留学生もイギリス政府ウェブサイトの「個人食品入国条例」の中国語ページを見て、より多くの関連条例を理解するように呼びかけている。             

  イギリス政府が輸入を制限している食品は、魚や魚介類製品は1人1キログラムを、蜂蜜や蜂蜜製品は1人1キログラムを、野菜は1人2キログラムを、果物は1人2キログラムを上回ってはいけない。規定によって、個人は非EU国家からいかなる禁止食品を持参してイギリスに入国すれば、あるいは持ち込み数量を超えたら、不法行為となり、関連食品と植物は没収され、起訴・罰金を課せられる可能性もあり、さらに拘留されることもある。この規定は、すべての非EU国家に適用できるという。             

  イギリスの輸入禁止食品           

  すべての肉類や肉類製品を含み、牛・羊・ブタ・家禽・野生動物および肉類を含むインスタントラーメン(例えば各ブランドの牛肉ラーメン)、ソーセージ・ベーコン・干し牛肉・干し豚肉・そぼろ肉、肉類やラードを含む月餅、すべての乳製品(牛乳・羊乳・速溶インスタントミルク茶、インスタントコーヒー・キャラメル・チーズとチーズ製品を含む)、シーフードやシーフード製品、玉子や玉子類製品などである。

(編集:毛玉潔)   

 
 
 

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