6日から、上海に住んでいる外国人住民は「オーダーメイド」の国際図書館が使用でき、読書の楽しみを享受できるという。国務院新聞弁公室・上海市政府新聞弁公室の指導で成立した「中国の窓、上海閲覧センター・上海虹橋国際図書館」が6日、長寧区で開館した。これは国内初の外国人向けの閲覧センターで、上海初の国際図書館の使用開始を象徴するという。
同閲覧センターは、上海で一番大きな図書館である長寧図書館の8階にある。今年の5月に、同区はすでにアメリカ・イギリス・ドイツやマレーシア・インドネシアなどの国の専門家代表、教師代表、学生代表と団地住民代表の意見を聞き取り、かつ初歩的な計画を練ったという。
上海での外国人向きの専門文化交流拠点として、同センターは集中して中央や地方の対外宣伝品、外国語専門人材、図書管理専門人材を配置し、内外の書籍の閲覧サービスを提供するという。同時に、上海万博の準備に合わせて、同センターは、外国人に外国語書籍をメーンにしたデジタル化、ワンストップドアの図書検索・貸し出し・購入サービスを提供しており、上海に住んでいる外国人に万博・外事・観光・文化・スポーツ・医療・教育・交通など多数の領域での情報を提供する。現在、同センターはすでにオランダハーグ図書館・ロシア国家図書館などの協力を展開しているという。
(編集:兪静斐)
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