上海市衛生局が30日午前10時に開いたエイズ状況報告会で、上海の今年のエイズ感染者数は全部で736人と報告され、そのうちエイズ発症者が113人、エイズで死亡した人は35人と報告された。1987年に上海市でエイズ感染者を発見して以来、今年10月31日まで、上海は全部で3747人のエイズ感染者が発見された。
「上海のエイズの情況は、全国で良い方に属するのだが、今年の全市のエイズの発症情況はどんどん増える趨勢で、感染者の中の性接触感染比は明らかに上昇した」と、市衛生局局長の徐建光氏が語った。
今年の上海のエイズの情況の特徴について言えば、男性感染者が多く(81.8%)、25〜34歳という年齢層が主で(41.6%)、性感染が主で(59.2%)、感染者は市以外の出身者が多く(73.8%)、発症者の中では上海戸籍の人が多(69%)と概括的に説明できるという。
上海市で今年発見されエイズ感染者の中で、外来の人は73.8%を占め、外来の感染者は、全国29の省、市、直轄市、台湾と外国に及ぶという。
(編集 王ロヨウ)
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