新華社北京発
全国突発性公共衛生事件は増加する可能性があると衛生部は11日予測した。
昨年同期に比べ、10月衛生事件報告数は14件増。伝染病は16件増、そのうちコレラと水痘はそれぞれ7件と5件増となった。
局地的にコレラ疫病が発生し、とりわけ海南省は所によって多発期に入り、今後、散発する可能性がある。麻疹、インフルエンザ、インフルエンザ様疾患、流行性耳下腺炎、水痘といった呼吸道伝染病は多発季節に入った。原因不明の肺炎、高病原性鳥インフルエンザのリスクが依然として存在している。そして冬の暖房で一酸化炭素中毒事件は増加する見込み。
海南省などはコレラ疫病を重大視し、流行病学調査、病例管理、病原調査、現場制御といった作業を着実にし、疫病拡散を防ぐと衛生部は要求した。
また、原因不明の肺炎病例、高病原性鳥インフルエンザ病例、インフルエンザ様疾患病例の監視測定、分析と報告、学校など伝染病監視測定および宣伝教育をさらに強化し、大衆の自覚的予防と自己保護を導き、腸および呼吸道伝染病の発生と拡散を防ぐ。「非職業性一酸化炭素中毒事件応急予案」の要求に基づき、引き続き非職業性一酸化炭素中毒事件の監視測定、報告、早期警報、公衆教育を着実にし、中毒事件の発生を最大限に削減、人民大衆の生活安全と身体健康を保障する。
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