東方ネット31日付のニュースによると、石家庄三鹿集団株式会社の乳児用粉ミルクの食品生産許可が３０日停止された。同日、国家質検総局は公告を発表し、「北京味全食品有限会社の乳児調和粉ミルク」など872社の登記、910枚食品生産許可を抹消したという。三鹿集団もリストに入っており、抹消の原因一覧には「取り上げ」と書いてある。質検総局は、抹消した許可書と食品許可生産ナンバーが、公表当日から使用停止であると発表した。

　今年9月、三鹿集団の乳児粉ミルクを飲んだ乳児が腎結石になるというニュースが明らかになった。調査によって、直接的な原因は、乳児患者がメラミン混入の粉ミルクを飲用したことが明らかになった。その後、河北省政府は三鹿集団に生産停止による整備を決定した。今回、国家質検総局は同社の許可を取り上げたが、三鹿集団は粉ミルクの生産資格がないということである。

　また、北京味全食品有限会社など約900社は、生産停止と倒産など原因で許可を取り上げたという。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（編集：兪静斐）