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央視調査発見:「問題粉ミルク」は、メラミン混入だけではない
2008 -10 - 18 16:05

 東方ネット18日付ニュースによると、公安機関はこのほど、生産・販売で「蛋白粉」を混入させた不法分子の捜査・逮捕で重大な進展があったという。河北警察が連日の捜査を通じて、「三鹿問題粉ミルク」の源――メラミン混入物の生産・販売と使用に関係する不法分子の犯罪組織を突き止めた。  

 これまで、企業が原料乳を購入する際、通常ではアミノ酸で原料乳の蛋白質量を測定したという。一部の不法分子は、不法に利潤を得るため、水で増量した牛乳の成分を測定されないように、メラミンを牛乳に混入し、同時に牛乳に他の物質も添加した。この混合物が「蛋白粉」を言われる。

 このような「蛋白粉」を混入した問題牛乳は、味や外観では普通の牛乳とほぼ同じで、「蛋白粉」の混入は、機械測定でもうまく発見できない。

 今回の食品安全事件について、党中央・国務院は高度に重視し、全国的範囲で患者乳児の無料検査や治療を進めると同時に、迅速に市場に流通した問題粉ミルクの回収し、事件の解明と責任について全面的な調査を行った。また他の生産メーカーの乳児粉ミルクと乳製品の検査の中で、問題が発見された場合は、すべて製品を回収することとした。現在、「三鹿乳児粉ミルク」重大食品安全事件の調査はさらに進行しているという。                         

(編集:兪静斐)

 
 
 

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