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今週、上海で液体ミルクの販売量が下落 小売価格は基本的に安定 (写真集)
2008 -9 - 26 15:09

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 写真説明:上海市品質監督局副局長の鄭光輝氏

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 写真説明:上海市経済貿易委員会食品処長の呉星宝氏が上海の乳製品市場の状況を紹介

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 写真説明:上海市牧畜事務所主任の張蘇華氏が原料乳の品質検査情況を紹介

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 写真説明:光明乳業総裁の郭本恒氏が、乳業販売者が提供した原料乳を全部購入すると現場で約束

 『三鹿』事件で乳製品市場全体に影響が出た。今週の上海の液体ミルクの販売量が下落し、小売価格は基本的に安定している。24日午後開かれた記者会見で、上海市経済貿易食品処長の呉星宝氏が、上海乳製品市場の情況を紹介した。

 乳児粉ミルク生産企業6社のうち4社が生産停止

 上海には現在、乳製品生産企業が20社あり、そのうち6社は乳児粉ミルク生産企業で、14社は液体ミルクと乳製品の生産企業である。粉ミルク生産企業のうち2社の運営は正常で、上海恵氏栄養品会社と英特児栄養乳品会社である。2社は自発的に生産を停止した。上海晨冠乳業と花冠乳業会社である。2社は生産を停止し点検中した。上海パンダ乳品会社と上海宝安力乳品会社である。

 国産粉ミルクの販売量が下落

 最近の上海の粉ミルク市場の販売量は安定している。上海幼児粉ミルクは主に輸入粉ミルクであり、『三鹿』汚染粉ミルク問題が明るみになった後、市民は国産ブランドの粉ミルクを信頼しなくなり、国産ブランドの粉ミルクの販売量は下落し始め、国外ブランドの粉ミルクの販売量は増加した。市場には先を争って粉ミルクを買う現象はまだなく、販売量は安定し上昇した。

 今週、液体ミルクの販売量が下落

 統計によると、今週の上海液体ミルクの販売量は下落した(粉ミルク・牛乳・ヨーグルトを含む)。明らかになったところによると、最もひどい時は、光明のヨーグルトの1日の販売量は50%も下落した。しかし、最近は徐々に回復しており、23日の販売量は平日より30%下落し、他の乳製品やケーキ・キャラメル市場の販売は正常だという。

 小売価格は基本的に安定

 現在の上海市場の幼児粉ミルクの小売価格と液体ミルクの小売価格は、基本的に安定している。上海の国外ブランドの幼児粉ミルクの小売価格は、普通114〜174元程度で、国内ブランドの価格は60〜74元である。液体ミルクのうち980ミリリットルの光明牛乳の価格は8.98元だ。

 現在、上海市経済貿易委員会は汚染粉ミルク事件とその後の情況に気を配り、乳製品会社に対し、市場の需要に対応して合格の乳製品をタイムリーに提供するよう要求している。また、乳製品市場の価格変化をチェックし、勝手な値上げ・乳製品の買い溜めなどの違法行為を厳格に処罰し、市場供給と価格安定を確保するという。

(編集:趙莉)

 
 
 

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