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給食時、教師が無理矢理、児童に鶏肉を食べさす
2008 -9 - 25 16:42

 23日正午、成都市城西の小学校に通う6年生の剛君(仮名)が学校の給食時に、鶏肉は食べたくないと教師に言ったところ、先生に食べなさいと怒られ、さらに拒絶する剛君に担任教師が無理矢理、鶏肉を剛君の口に詰め込もうとした際に剛君はバランスを崩し床に倒れ、鶏肉のスープが顔にかかったことで、剛君の両親は教師の採った行動は子供を傷つけるものであると強く非難した。

 一方、担任教師である趙さんは、児童が鶏肉のスープを残しているのを見て、心が痛み、子供たちの栄養面的にも良くないことだと思って、鶏肉を食べるよう言ったが、拒んだので無理矢理口に押し込めてしまった。今になって考えてみると、当時自分がとった行為はとても適切なものとは言えず、剛君のご両親に対し大変申し訳けないことをしたと謝罪したという。

 学校の道徳教育処は、当時、趙先生は手づかみで児童の口に鶏肉を入れたと話していると発表し、今後、剛君にはお弁当の持参を許可し、食べる際にはレンジの使用も認めるなどしたが、剛君の母親は子供のことを考慮してくれるなら、できればクラスを変え、今後は新しいクラスでの授業を希望すると、話しているという。

(実習編集:呉 恵伊)

 
 
 

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