新華社ウルムチ特電
亜熱帯の暖気団の影響で、新疆は近く夏になって以来の最も暑い天気が現われ、一部の地域の気温は40℃を突破する模様だ。
新疆ウイグル族自治区気象台の予報によると、7月31日〜8月3日、新疆の大部分の地域の気温は明らかに上昇し、また比較的高いレベルをも保持し、阿勒泰地域の最高気温は35℃〜37℃にあがり、伊犁河谷、博爾塔拉モンゴル自治州、塔城地区、北疆の天山一帯、哈密南部と南疆の大部分の地域は気温が最高で37℃〜40℃にあがり、吐魯番地域の気温は最高で45℃に達するそうだ。
夏になって以来の最も強い高温天気に対し、自治区気象台の首席予報員の白恵星氏によると、今回の高温天気は長く続く。従って、繰り上げて暑さを防ぐべきだ。高温天気の影響で、新疆山岳地帯の積雪は融解し、積雪融解型洪水災害は発生する恐れがある。天山両側の阿克蘇地域、巴音郭楞モンゴル自治州等地域は積雪融解型洪水災害の発生に備える。
また、高温天気で森林、草原は火災を起こす可能性が大きくなる。従って、管理を強化する。特に綿花栽培地域で高温天気は虫害の発生と蔓延を促すため、必ず綿花栽培者に注意して薬物を使用する。
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