27日、貴州安順市近郊にある村の住宅が流された
国家治水・干ばつ対策総指揮部弁公室の統計によると、これまで、南方の一部で、今年初めての豪雨により貴州省・湖南省・広西省・江西省などで48人が死亡、25人が行方不明になった。詳細は調査中である。
関係者によると、27日午前8時から28日午前8時までに、中国西南東部、華南、江南、江淮、黄淮東部、東北部などの大きな範囲の雨が降り、湖南、江西、貴州、安徽などの地区で大雨さらに豪雨となり、一部の地区では集中豪雨となった。そのうち、江西上栗では312ミリを記録した。この豪雨は上述の一部の中小河川の水位を急速にアップさせ、山津波、土石流を誘発した。予測によると、今回の降水は30日まで続き、降水範囲は江南、華南の大部分にカバーし、主に湖南、江西、貴州などに集中し、洪水防止の状況は厳しいという。
国家治水・干ばつ対抗総指揮部弁公室は、各級治水・干ばつ対策総指揮部に被災予防活動を緊急に実施するよう要求した。
(編集:曹 俊)
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