新華社済南発
三月に入って、大量のわたり鳥が夏を越して繁殖するために黄河デルタに渡ってくる。監視の結果、今年は黄河デルタに渡って繁殖する夏鳥は110種以上に達し、繁殖総量は200万羽を超える見通し。
黄河デルタ自然保護区管理局科学研究ステーションの単凱エンジニアによると、三月を皮切りに、黄河河口の湿地では鳥が巣を作り始める。白鷺、マダラチュウヒ、マガモのほか、絶滅危惧型の珍しい鳥類、コウノトリ、ズグロカモメなどもある。
近年、黄河河口で湿地生態の保護・処理措置が目白押しで講じられている上、国も科学的な黄河水調達案を実施し、効率よく黄河河口のアルカリ土壌の生態環境を改善し、鳥類を多く引き付けている。保護区の監視結果によると、今年、黄河デルタで繁殖する夏鳥は110種以上に達し、繁殖総量は200万羽を超える見通し。
黄河デルタは、東北アジアの内陸と西太平洋地域で鳥類の重要な渡り場所だ。黄河河口の湿地で鳥類品目はすでに283種に増えて、タンチヨウ、マナヅル、黒鶴、コウノトリなど珍しい鳥類にとって「中継場所」と生息繁殖地の第一位選択になっている。
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