中国気象局の矯海燕報道官は30日、北京での記者会見で、中国の南方で広く発生している低温と降雪は、今後3日間続く見通しだと発表した。
寒気と暖気の流れが共に活動していることにより、今後3日間、中国南方の広い範囲で低温と降雪が続き、とりわけ浙江省や江蘇省、安徽省などでは大雪が、貴州省や湖南省、江西省、広西チワン族自治区などでは雨氷が発生する見通し示した。
同日、中国気象局の于新文報道官は北京で「中国政府は、気象観測と災害予報のプロジェクトに20億元(約320億円)を投入することになる」と明らかにした。
また、于報道官は「気象観測と災害予報プロジェクトは、3年から5年間で完成する予定で、各地で新たに気象レーダー観測所を設立したり、移動気象観測車を配置したりする。それと同時に、気象災害の予報システムの完備に力をいれていく」と強調した。
(編集:章坤良)
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