ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>社会
 
ホワイトカラーに、「フリーター」が現れた
2007 -6 - 28 17:01

現在、都市で1、2年仕事をしてから辞職し、しばらく休んだり、遊んだりし、十分に遊んだら、また、仕事を探して、お金が儲かった後、再び仕事を辞めて、休暇を取るようになる人々が現れた。それは「飛特族(Freeter)」だ。

 

「飛特族」というのは実は、Freeterの音訳であり、英語の自由(free)とドイツ語の労働者(arbeiter)から作られた言葉だ。Freeterは自由な仕事のやり方を示す。西側諸国で流行った後、世界各地に伝わっている。国外状況とだいたい似ているように、中国国内のフリーターは、大手会社または一定規模がある企業の高い技術を持つ人材だ。渡り鳥のようなライフスタイルに対し、これらの人は十分に遊んでも、仕事が見つけにくいということを心配する必要がない。一部の「フリーター」は「どこでも仕事ができる」という気持ちを持って、5桁の金を貯め、職位を捨てて、思い切って観光に行く。

 

フリーターの出現は、今の人々が「低質のレジャー」にある現状への警示とはいえる。仕事を重んじて、レジャーを軽視することがおかしい現状にならないだけに、さらに、ある場合で、美徳と見て宣伝した。このため、スキルをもって、自分のために生きると主張するフリーター達は、背水の陣の気概を見せて、「たくさん儲けて、仕事をやめ、観光に行くこと」を願いの実現、自己実現の必然なルートと見た。

 

また、フリーターが相次いで現れたのは、時代発展の必然的な現象といえるが、社会の関係者がそのメリットと不足を見なければならない。何かの措置をとって、それによるさまざまな副作用を、できるだけ解決するべきだ。そのうち、最も簡単で有効な対策は人々のレジャー意識とレジャーの質を常に向上させ、仕事とレジャーを有効に結び付け、より良く、より深く、より人間的にする。それはフリーターが頻繁に現れることによる最大の啓示だろう。

(編集:曹 俊)

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください