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中国が独自につくりだした人間用鳥インフルエンザワクチン、2期臨床試験に入る
2007 -5 - 14 8:53

 中国が独自につくりだした人間用鳥インフルエンザワクチン-大流行するインフルエンザワクチンはこのほど、国家食品薬品監督管理局の批准を得て、2期臨床試験に入った。

  情報によると、今回、臨床研究段階に入った大流行するインフルエンザワクチンは2種類に分けられている。一は大流行するインフルエンザウィルス不活化ワクチンだ。T期成人グループの臨床試験研究の上でTb期試験を行い、薬剤量を増加させ、年齢範囲を12歳〜70歳に拡大、異なった薬剤量のワクチンを使用した後、各年齢グループの臨床安全性と免疫原性を評価する。二は大流行するインフルエンザウィルスの表面抗体ワクチンだ。T期臨床試験を行い、年齢の範囲をさらに拡大、3歳〜11歳の年齢グループを増加させる。この基礎の上で、成人グループのU期臨床試験を行い、さらに異なった薬剤量、異なった免疫プロセスの下で両者の免疫原性と安全性を比較し、最終的にワクチンの免疫薬剤量と免疫プロセスを確定、登録標準を制定する。

 「大流行するインフルエンザワクチン」は北京科興生物製品有限公司と中国疾病予防制御センターとが共同でつくりだしたものだ。北京科興生物製品有限公司の副総経理−張建三氏によると、2期臨床試験が完成すれば、中国は人間用鳥インフルエンザワクチンのコア技術を身につけたことを意味する。同時に国家関連部門の支持を得たため、ワクチン生産能力づくりを行える。一旦、大流行するインフルエンザが発生すれば、適時に有効なワクチンを提供、大流行するインフルエンザの蔓延を制御できる。  人間用鳥インフルエンザワクチンは国家の「第10次5カ年計画」科学技術難関攻略プロジェクトと国家の重大な難関攻略課題プロジェクトだ。このプロジェクトに対する研究により、中国は既に相応的な技術研究開発プラットフォームを築き上げた。これを利用し、人間用鳥インフルエンザワクチンを調製し、鳥インフルエンザウィルスによるインフルエンザの大流行に対応するだけでなく、また鳥インフルエンザウィルスが変異した後、ウィルスにより、速やかにワクチンを生産することもできる。この研究は国際上の先端レベルに達している。

 
 
 

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