国際的な小売業のトップ大手であるウォルマートは27日、「好又多」の親会社である「BCL」(Bounteous Company
Ltd.)株の35%を買収し、さらにもし関係条件が満たされれば、今後、「好又多」の筆頭株主になることを明らかにした。「好又多」の国内における101店舗は暫く名前を変えないが、双方の調達、物流、運営などの面での全面的な統合がまもなく始まるという。
関係者によると、双方が協議した条件を達成すれば、ウォルマートは、2010年に「好又多」の支配者になり、買収総額は10億ドルとなる。現在、「好又多」のすべての店舗は、引き続きこれまでの名前で運営されるという。
実際には、中国市場に進出して以来、ウォルマートの発展速度がずっと緩く、上海においては、これまで2カ所の店舗しか開店していないが、ライバルであるフランスのカルフールは、2006年の1年で、中国で新たに20カ所の店舗を開店し、中国における店舗総数は90カ所を突破したという。
ウォルマートは、「好又多」の35%の株を買収してから、27カ所の利潤率の高い店舗を統合する。この27カ所の店舗を加えると、ウォルマートの中国における店舗総数は100カ所に達し、ライバルであるカルフールを超えるという。
(編集:高冠毅)
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