衛生関係の国際機関の専門家は16日、スイスのジュネーブで、鳥インフルエンザの人への感染が発生した場合、そのウイルスが確認できれば、それに対応するワクチンを3ヶ月以内に作ることができると明らかにした。
WHO・世界保健機関などの国際機関の専門家は、このほど、ジュネーブで鳥インフルエンザのワクチン開発について会議を行った。オーストラリアのメルボルン大学のイアン・グスト教授は会議の後、「もし、鳥インフルエンザの人への感染が起きれば、ワクチンの生産企業は3ヶ月以内にそのウイルスに対応するワクチンを開発することができる」としながらも、「それは理想的な状況で、実現するのは簡単ではない」と指摘した。
(中国国際放送局・日本語放送)
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