中国の特許申請数は０６年大幅増。０６年国家知識産権局により受理された発明、実用新型、外観の３通りの特許申請数は５７．３万件と、０５年比で２０．３％増となった。

　国家知識産権局条法司司長でスポークスマンの尹新天氏が３０日に公表した情報では０６年受理された特許申請の中で発明、実用新型と外観デザインはそれぞれ２１万件、１６．１万件、２０．１万元、０５年比で２１．４％、１５．６％と２３．２％増。 　近年、中国の特許申請数が急増、そのうち高技術価値の発明特許は目立っている。同局により受理された３通りの特許申請総量と発明特許申請量は７年連続で２０％強の伸び率を保っていた。０６年末時点で受理された特許申請は３００万件を超え、３３３．４万件に達し、発明特許は１００万件を超え、１０９万件に上っていた。０６年国際特許は３８２６件と、０５年比で５６．９％増。

 　また、同氏によると、特許申請受理の大幅増、特許審査能力の向上にしたがって特許と再審査無効申請案件の審査と審理能力はさらに増強しつつあり、年度計画任務も超過達成される。０６年同局の特許審査済みは３７．９万件、中でも発明、実用新型、外観デザインはそれぞれ８．１万件、１４．７万件と１５．１万件、それぞれ１０．７％、４５．７％と４４．３％増、計画任務を９％、１１％と１５％超過達成、再審査と無効申請は４６８９件と、同じく４５．７％増。 　当面、発明特許審査周期は平均で２２ヶ月、実用新型は９ヶ月、外観デザインは６ヶ月、再審査と無効審理周期は１８ヶ月と１３ヶ月、国際上の先進レベルに達しているという。