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中国児童の平均身長、過去30年間に6mm増加
2006 -12 - 31 9:20

 中国衛生部は30日に記者会見を開き、中国第4回児童体格発育調査結果を発表した。その結果によると、過去30年間に、中国児童の平均身長は6mm増加した。

  調べによると、衛生部は1975年から、中国の9都市及びその近郊の児童を対象にサンプル調査を10年ごとに行った。2005年の第4回児童体格発育調査は過去3回と同じ対象地域の北京、ハルピン、西安、上海、南京、武漢、福州、広州、昆明という9都市及びその近郊の7歳以下の健康児童13万8775人を対象に行われ、そのうち、市街地の児童は6万9760人、近郊の児童は6万9015人、男女はそれぞれ半分。

 調査結果によると、9都市の児童の身長、体重は過去30年間に明らかに増加した。6歳の児童を例に取ると、男児の平均身長は1975年の112.3cmから2005年の118.7cmまで、平均体重は18.7キロから21.7キロまで増加した。女児の平均身長は111.5cmから117.7cmまで、平均体重は18.1キロから20.8キロまで増加した。

  市街地と近郊地の児童の身長の格差は縮小している。6歳の児童を例に取ると、1975年の4.9cmから2005年の2.6cmまで縮小した。  

 衛生部婦幼保健社区衛生司の楊青?司長によると、中国農村児童の成長発育は都市部の児童に劣る。中西部地域の一部の農村では、栄養不良は依然として児童の成長発育、健康を損なう主因だ。また、都市部では、肥満、体重超過の児童は急増の傾向を見せ、都市住民のよくない生活様式と行為は児童の成長発育、健康に影響を及ぼす。

 
 
 

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