食事はレストラン、クリーニングはクリーニング屋、掃除は家政婦に頼む。このほど、前世紀80年代後に生まれた若者からなる新世代の家庭で、家事外注の新しいライフスタイルが徐々に流行るようになった。食事、クリーニング、掃除などは他人に頼んで、自分が気軽になるというものだ。
このライフスタイルに対し、親からは「食べてばかりで働かない」と言われた。このため、多くのけんかも起きた。若者の考えでは、家庭サービスの外注は費用が増える一面、便利なサービスとより高い生活の質が得られ、より多くの時間ができて、自分がしたいことをすることができる。張さんは「家政婦の時給は8〜15元で、自分の1時間での仕事の価値は、それよりかなり高い」と話している。
この考え方に対し、復旦大学の社会学家である于海氏は、「これは正常な考えであり、家事サービスが市場化するのは社会化の産物であり、特に上海では、社会は細分化しており、多くのことは自分の手でしなくてもいい。若者は新しいことを受け入れやすいため、この新しいライフスタイルをまず採用した。だが、新しいライフスタイルは十分な物質的条件が必要で、『他人は私のため、私は他人のため』という相互にサービスを提供する精神を樹立し、より大きな価値を創造するべきだ」としている。
(編集:曹 俊)
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