上海市人民防災弁公室が28日明らかにしたところによると、上海市における最大規模の地下避難所がこのほど竣工した。同地下避難所の総面積は9万平方メートル以上で、緊急事態の際、同時に20万人の避難が可能になり、避難所で安全に暮らし、地上の核放射能、有毒有害ガス、爆発などの災難を避けることができる。
こうした地下避難所は、15本の4000メートルの通路で、所在地区にある10カ所以上のビジネス、交通、娯楽、住宅建築物の下の避難施設と地下空間が繋がっている。避難所に避難した人々は、一つの出入口が封鎖された場合にも、他の出入口を通じて移動でき、安全性と利便性がいずれも高い。一般状況のもとで、一部の地下避難所はビジネス、地下駐車場や倉庫などとして用いられるが、緊急事態になると、無償で避難所にされるという。
(編集:高冠毅)
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