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アジア初の高速鳥インフルエンザワクチン生産ライン、深センで設置
2006 -7 - 7 8:50

 フランスのサノフィ・パスツール社が投資したアジア初の高速鳥インフルエンザワクチン生産ラインが5日、上海で稼動し、鳥インフルエンザ大流行に備え、ニーズを満たす狙い。この生産ラインは1.8万本/1時間の生産効率が国内のほかの設備の4倍以上に相当する。

  鳥インフルエンザの広がりに伴い、中国では、鳥インフルエンザワクチンの需要がうなぎのぼりに増加し、昨年10月、供給ひっ迫が生じていた。最短の期間内に、市場に多くのワクチンを提供するために、世界最大手のワクチン・メーカーであるサノフィ・パスツール社は2000余万元を投資し、深センでアジアでも最先進的なワクチン生産ラインを設置している。この生産ラインの生産効率は1.8万本/1時間で、これまでの国内の最先進0.4万本/1時間を大きく上回る。

  同社の技術担当・安栄大氏によると、新しい生産ラインの利用は鳥インフルエンザワクチンの生産周期を従来の3ヵ月前後から1ヵ月余りまで短縮し、鳥インフルエンザワクチンの需要の爆発的な増加に対応する。

 
 
 

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