上海市人事局は24日、「2006上海海外留学人材就職説明会」を開いた。上海で事業をスタートしたい留学生3000人以上が説明会に参加した。年収百万元で海外のエリートを招いている会社は少なくないが、条件に適合する応募者は数えるほどしかいなかった。海外で卒業したばかりの留学生は、自分の能力を知っており、給料ではなく、ただ仕事の経験を積みたいということが分かる。

　今回の説明会では、求人情報が1319件、そのうち金融、IT、医薬、不動産、自動車、教育、科学研究などで、国際企業、教育?医療機関40社からの求人は600件だった。

　現場で、留学経験のある若者はかなり理性的だった。まずは低い職位で経験を積んでから、高い目標に進むという考え方が見られる。希望月給は3000〜6000元にするという。

（編集：劉瑩ショウ）