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「2006年海上合同捜索救援演習」、22日大連水域で展開
2006 -6 - 23 9:18

 中国交通部と遼寧省人民政府が共同で開催する「2006年海上合同捜索救援演習」が、22日午前大連水域で行なわれる計画が立ててられた。テーマは「生命に関心、海洋を愛護、平安な交通体系をつくり、調和社会をつくる」だ。

  中国交通部の徐祖遠副部長が大連の記者会見で明らかにした。今回の海上捜索救援演習は、渤海湾での旅客フェリー事故を想定し、交通部の李盛霖部長と遼寧省の張文岳省長は演習の総指揮を務める。1時間半の間に、事故対処、被害者の捜索、消火と海上での汚染物質除去が含まれる。28隻の船、2機の救援ヘリ、1機の固定翼航空機と400人が参加する。香港特別行政区政府も飛行隊を派遣し参加する。

  近年、交通部は複数の大規模な海空合同捜索救援演習を組織、昨年、国務院は交通部が呼びかけ、15の部・委員会からなる国家海上捜索救援連合会議制度を設けた。

 今回の演習は連合会議制度構築と「国家海上捜索救援応急案」公表後の初めての大規模な海上捜索救援演習で、これまでの中国で規模が最も大きく、等級も最も高い海上捜索救援演習でもある。 海事、救援、海軍、国境警備、税関、漁業行政、公安、海港?航空、気象、衛生などの24の部門が参加する。捜索救援に参加する部門間の協調と協力を強化、渤海での捜索救援の協調、指揮と応急反応能力を高め、今後の実戦において役割を発揮、海上事故の人員死傷と損失を最低限に控えるといわれる。

 
 
 

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