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今年中国の台風防止形勢が厳しい、国家防総、四大業務重点を配置
2006 -5 - 31 8:38

   国家水防総指揮部総秘書長、水利部副部長の鄂竟平氏が29日、気象予測により、今年中国に上陸する台風が多すぎ、規模が大きすぎ、台風防災に当たる業務形勢が厳しいと指摘した。

   同氏によると、今年1号台風に対応する過程で、各クラス政府及び関連部門が予測・予報、指揮・方策、予案実施、災難後の回復などの面において大量の効果的な業務を作成し、大いに人員死傷と財産の損失を軽減した。しかし台風への防止・防災から中国東南沿海地域の台風の二次性災害を防止する難度が大きく、都市・農村の排水標準が低いなどの3つの問題が現れている。

  その一は台風二次性災害の予防・抵抗難度が大きい。今年1号台風で30人が死亡、5人が行方不明、そのうち台風・暴風雨による地崩れは死亡24人、4人の行方不明をもたらした。山地災害の発生し易い地域が多く、範囲が広く、突発性が強く、早期予報難度が大きく、一部分の住民の災害防止意識も強くないことが人員死傷をもたらす主因だ。二は一部分の農村の排水能力が低く、冠水が深刻だ。1号台風の強い降雨の影響を受け、福建、広東省の一部分の低地と道路冠水がひどく、福建(さんずい・章)州市の一部分の道路の冠水は30〜40cm、広東省スワトウ市の部分市街にたまった水の深さは1.2メートルに達し、深刻な冠水は直接都市・農村の交通に影響、民衆の正常な生産と生活を害している。三はインフラの台風予防能力を強める必要がある。沿海地域のインフラと住宅建築の台風予防標準は高くなく、建築現場の台風予防能力が低いなどの問題を強く重要視する必要がある。 増水期は始まったばかりだが、1号台風の「珍珠」が中国東南沿海に上陸した。同氏によると、各クラス部門が台風「珍珠」への防災から教訓を汲み取り、4方面から中国の台風予防?防災能力と水準を高めるべきだ。

――幅広く台風上陸前タイムリーに危険地域の住民を移転させる経験を積む。更に人員移転予案を修訂、移転業務の秩序的に推進を確保する。着実に移転群衆の生活配置を実施、社会の安定を確保。宣伝と教育度合を増大、テレビ、放送、新聞、インターネットなどのメディアで台風防災知識を宣伝、国民の台風防災・災害軽減意識と危険防止・自己救助能力を高める。

 ――更に各部門の台風予防連合協力メカニズムを完備。国家水防総指揮部のメンバー部門の間はタイムリーに疎通、台風情報のルートを順調にさせる。台風予防業務評価メカニズムを構築、深刻な台風災害が生じてから、同指揮部弁公室はタイムリーに関連メンバー部門を組識、台風予防業務を客観的で全面的に評価、経験を総括、絶えず台風防災の能力とレベルを高める。

 ――重点的に災害予防・防災業務に力を入れる。目下、水利部は関連部門と共に「全国山津波災害防止整頓企画」を策定、沿海地域の山津波災害への防止・整頓を重点に組込まれ、人員移転と災害防止方案を実施、突発性事故による人員死傷を減少。地質災害危険性評価制度、農民住宅建設申告制度を築き、国民を引導、合理的に地質環境資源を利用、県を基礎に、山地道路建設の地質災害危険性評価を展開。政府の効果的な管理を強化、統合的に計画、都市・農村の発展、砂浜開発、土地利用、観光・レジャー、環境保護などの方面に対する指導・監督を強化、大いに都市・農村建設の災害評価業務を展開・規範化、合理的に災害を防止・軽減。

 ――しっかりと企画、投資を増やし、更に沿海地域の台風を防災する総合能力を高める。未来に立脚、投資を増やし、沿海の台風予防能力を強める。その一は都市・農村の台風予防・抵抗能力を高める。二は全面的に水利工事施設の台風防災能力を高める。三は沿海地域の農業、漁業などの業界の台風災害予防・防災能力を高める。四は沿海避難港の建設を強化、避難港の台風防災能力を向上させる。

 
 
 

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