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9割の留学生、一般職に勤めたくない
2006 -3 - 26 13:18

留学生の最大障碍は何だろうか?中華英才ネットの最新調査によると、高月収を期待し、会社を厳しく選ぶことが、多くの留学生の就職を難しくさせる。データによると、4割以上の留学生は、中国国内で就職する場合、希望月収が少なくとも1万元で、一番下の職位からというのは6%だけだった。

 

昨年、上海の外資系企業の収入統計データによると、留学生の平均収入は伸び率が外国籍や香港・マカオ・台湾の社員より高く、5.18%となり、トップを占めた。それにもかかわらず、一部の職位において、会社が出す月収は留学生の期待値と格差がある。4割以上の留学生は月収が1万元足らずの職位に勤めたくなく、2割以上の人は国内での月収が6000〜8000元を下回らないことを期待した。もし思う通りの仕事が見つからない場合、月収が4000元以下の職位でも良いとしたのは2%だけだ。

 

就職した会社の性質から見ると、34%の留学生のファーストチョイスは外資系企業だ。次は民営企業と大学や科学研究機構だった。留学生が勤めたい職位の分析データによると、41%の留学生は管理職、38%の人は中間管理者、15%の人は政策決定層になりたいとし、一般職位に就職したい人は6%だけだった。

 

中華英才ネット人材研究センター総監の張廷文氏によると、現在、国内市場の国際化、国際競争の国内化は、確かに留学生の就職に多くのチャンスをもたらした。たとえば、海爾(Haier)、華為、TCLなどの企業は、現在、人材不足で、「機能型」人材、資本運営、東西企業制度を理解する高級人材と保険業界の人材は特に必要だ。だが、留学生の位置付けが正しくないと、適当な仕事を見つけにくい。

 

 ABB中国有限公司高級副総裁の韓愉氏も「留学生は月収など条件への要求を実情に合わせるべきだ」と語った。SINA人力資源総監の段冬氏は「留学生が仕事を探す時、ひたすら他人を管理することを考えているが、一般職位から始めるのも悪いことではない」と話している。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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