最近、祝日前に毛染めしたために、皮膚炎を起こした患者の数が急増しているという。専門家によると、毛染め製品は各種化学物質が含まれており、アレルギーを引き起こすかもしれないので、毛染め前にアレルギー?テストを受けるようにとのことだ。

　患者達の多くは自分が使った毛染め剤は天然植物型なのに、どうしてアレルギーを引き起こすのかという質問をした。天津市長征病院主任の張理涛博士は、市場に出る毛染め剤の多くは、包装紙に天然植物型と書いてあるにもかかわらず、実際にはアレルギーを引き起こしやすいベンゼンの2アミンを含む上、複雑な化学成分も持っており、商品をうまく選ばなければ、皮膚炎を引き起こし、あるいは肝臓、腎臓を損ない、さらに癌を誘発するかもしれないと語っている。

　張博士は広範な消費者に、毛染めの前に、まず耳の後方の髪の毛でアレルギー・テストを受けたほうがいいとアドバイスした。妊娠と哺乳期の女性あるいは病気中と回復期の患者達も毛染めをしないほうがいいという。

（実習編集：楊麗俐）