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黒龍江省水汚染事件対応、段階的勝利を
2005 -11 - 29 9:07

 27日午後6時、張左己・黒龍江省省長はハルピン市道里区市民の(まだれ・龍)玉成さんの家で給水回復後の水道水を初めて味わい、「給水を回復したら、初めて基準に達している水を飲む」という承諾を履行した。これは中共黒龍江省委員会、省政府が人民の安全に責任を負い、タイムリーに松花江重大水汚染事件を処理する非常作業が段階的勝利を収めることを意味。

  18日16時、黒龍江省は松花江水汚染事件を耳に入れた後、ただちに関係部門を組織して監視測定を展開。水源汚染がひどいという情況を掌握した後、省委員会、省政府は落ち着いて科学的かつ秩序的で、大衆に依存して対応する方針を打ち出し、河川沿いの市民および家禽の飲用水安全、中毒事件の杜絶、人民生活秩序の正常と社会安定を確保するために、全力を尽くし、予防制御作業に力を入れるよう要求した。省政府は省長予備費から1000万元を調達、突発事件の処理に充てる。

  21日、市政府はテレビマスコミ公告を通じ、市民を動員して貯水、給水停止前、全市の1人当たりの貯水量は30キロ、住民の3日間以上の生活用水を保障。同時に既存の918の地下井戸を発足させ、日給水量を20万トン余り確保、さらに140の応急井戸を掘り、ハルピン市飲用水企業が飲用水日生産・ 供給量を2500トン余りに引上げる。省政府は各地クラス市およびほかの地域を協調させ、ハルピン市へ給水し、日給水量は2500トン。22日から全市飲用水供給は充分で、価格は安定し、買占めの現象も見られないようになった。同市は非常状態の用水規制を行い、数千の銭湯とウォッシュスタンドを閉鎖させ、大型飲食企業に限定給水を実施、住民の用水節約を指導。また、100万元を工面、貧困大衆の生活用水を重点として保証、無料で水を各戸に届ける。重点機構の用水を統一して調達、病院診療・大学授業・重点企業生産の正常化を保証、暖房・給水・送電を確保、消防用水日貯水量150トン以上。

 飲用水買占め現象に対し、関係部門は市場監督管理を強化、市場秩序を穏やかにしている。品質検査部門は桶詰め水、瓶詰め水、飲料などの企業への監督検査を厳しくし、基準に合致しない場合、生産・販売を厳禁。省内部集中、省外調達、集団仕入、輸送優先通路開通といった措置を採用、水、乳製品、ビスケットなどの食品供給を保証、重点商品市場供給報告制度を実施。省・市物価局は公告を発布、同市のあらゆる商業サービス拠点の飲用水および関連製品販売価格が11月20日前のレベルを維持、コスト高などの原因が認められても上げ幅が10%を超えてはならないという。

  関係部門は監視測定設備と技術者を増加、24時間監視測定をし、30分ごとに検定し、タイムリーに汚染源を発見、汚染品運動状況を掌握、汚染帯の長さを測定する。汚染源の流動を見守り、ハルピン用水口到着時間および通過時間をたしかに推算、新聞マスコミを通じ、タイムリーに情報を発布、大衆の自己保護に時間を勝ち取り、同省ではこれまでに市民および家禽の中毒事件は発生していない。 水汚染を確認後、省政府は22日、環境保護、化学工業、水処理、公共衛生といった分野の権威専門家を組織、周密に論証、活性炭を応用、水処理を行い、23日より実施することになった。24日、緊急に1000名余りの武装警察を集め、施工に参入、27日給水回復を確保。川上ダムの放流を増加、水流速度をあげ、汚染品を希釈する。

  黒龍江では松花江に沿う18市?県は河川水直接飲用住民325万人。省政府はタイムリーに汚染源到達地区の引水禁止通告を出し、市民および家禽への危害を防ぐ。衛生防疫者、基層幹部も住民の家と村に立ち入り、大衆向けに汚染予防知識を広めた。汚染源到達区間を監督管理し、厳密に巡査、汚染源への接触を杜絶、水上捕獲作業を停止させ、同市はタイムリーに沿岸住民を組織、撤退させた。省衛生庁は急性ベンゼンとニトロベンゼン中毒診断基準と処理原則を確定、ハルピン市で15ヶ所の病院を指定、救援治療専門家グループを設立、情報報告制度と治療措置を明確にした。

 
 
 

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