このほど明らかになったところによると、飛行中の携帯電話サービスのテストを終えたばかりのボーイング聯接グループ「Connexion by
Boeing」は、現有のブロードバンド衛星ルートを利用し、民間用旅客機の乗客が携帯電話などを使用でき、さらに2006年から航空会社のユーザーに同サービスを提供しようとしているという。同時に、UT斯達康「UTStarcom」が協力パートナーになっていることを明らかにした。同サービスは、乗客がインターネットサービス及びテレビ実況中継を利用できるだけでなく、全世界的な範囲で使用できる機能を持つ携帯電話を使うことができるという。
ボーイング聯接グループのマーケティングと直接販売に責任を負う副総裁のDavid
Friedman氏は、移動通信につなげる機能は、私達のシステムサービスの自然な発展方向であり、現在私達のシステムは、毎日120以上のフライトの乗客がWIFI機能を持つノートパソコンを使って外と連絡ができ、乗客とって最も重要な情報を得ることができると語った。
ドイツのルフトハンザ航空、北欧航空(SAS)、日本航空、全日空、シンガポール航空、台湾中華航空、韓国航空、韓亜航空とイスラエル国家航空は、現在すでにボーイングの通信サービスを提供し始めたという。
(編集:高冠毅)
|