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南匯の住民、干しフグを食べ、死亡
2005 -10 - 10 13:20

8日、上海市食品安全連席会議が明らかにしたところによると、連休のため、上海市食品安全の全体状況は安定し、集団食中毒事件は起きなかったが、南匯区で、干しフグを食べた後、死亡したという事故が起こった。関係部門は運が良いなどと思って、フグを食べないように呼びかけている。

 

2日午前、上海市南匯区新場鎮の住民・劉さんは新場農貿市場で、塩付けの干しフグ約300グラムを買った。同日午前11時30分、干しフグを醤油煮込みにし、夫と一緒に食べた。午後1時、劉さんは唇、舌、指にしびれが出たが、診療時間に間に合わなかった。午後4時になって、劉さんは新場病院に送られ、胃の洗浄など救急措置が行われた。その後、劉さんは病状が重くなり、仁済病院(東部)へ転送され、治療を受けた結果、治療のかいなく、3日午後1時に亡くなった。現在、南匯区公安分局は干しフグを販売した小売業者を刑事拘留した。

 

専門家によると、フグの毒素は環境への抵抗力が強く、炒め・煮込み・塩付け・天日乾燥などでは、破壊することができない。人間はフグの毒素を食べた後、10分間から3時間まで、中毒病状が出る。フグの中毒は特効解読薬がないため、中毒した場合、患者は直ちに病院へ行き嘔吐をし、胃の洗浄など救急措置をうけなければならない。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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