９月２６日払暁４時、大型台風「ダムレイ」が海南に上陸した。関連調査によれば、「ダムレイ」は１９７４年以来海南に上陸した最強の台風である。

　海南省気象台より公表された情報によれば、今年第１８号台風「ダムレイ」は払暁４時、海南省万寧市北部沿海部地域に上陸、台風中心付近最大風力が１２級、５５メートル／秒の風速に相当、７級大風範囲半径が４５０キロ、１０級大風範囲半径が１６０キロ。

  海南省気象台の予測によれば、台風「ダムレイ」は引き続き西へ移動し、今後数時間内に、海南島全域を一掃するという。 海南省気象台副台長の蔡親波氏の説明したところでは、「ダムレイ」は海南の遭遇した３１年ぶりの最強の熱帯サイクロンである。

  関連統計によれば、１９６０年以来、海南に上陸した熱帯サイクロンは１０１個だけあり、そのうち、中心風速が４５メートル／秒の台風はただ７個だけ、中心風速が５０メートル／秒の台風はただ４個、「ダムレイ」が１９７３年９月１３日「７３１４号台風」につぐの最強の台風である。

  同氏の解釈したところでは、「ダムレイ」中心付近の風速に関し、同台風の等級が中国台湾地域の１５級前後に相当。 専門家の説明によれば、「ダムレイ」の影響で、２６日払暁〜昼間、海南全省陸地で暴風雨〜豪雨が降りそうである。同時に、海南北部、中部、東部と南部陸地の風力が１０〜１１級、突風が１２級、西部陸地の風力が９〜１０級、突風が１１級、そのうち、台風中心が経る陸地旋転風が１２級。

  目下、まさに水稲収獲、バナナ成熟とゴム収獲季節に当り、強台風「ダムレイ」の上陸は海南の農業経済に巨大な影響を与えるおそれがある。

  海南省気象台は既に９月２４日夜６時、重大気象災害１１級警報呼応メカニズムを発足、９月２５日夜８時、全省に最高級の台風警報――台風赤色警報サインを出した。

  台風赤色警報サインによれば、みんなは特別緊急防風状態に立ち入り、専門家の提案では、休業、休講（特殊な業界を含まず）。関連人員はできる限り安全なところに赴き、関連応急処置部門と応急修理部門は応急修理方案を随時発足すべきである。