中国国家統一司法試験が今年、香港で試験場を設置、香港受験生に便利さを提供するねらいだ。香港マスコミの報道では同試験は昨年より初めて香港受験者を認めたが、試験場は深センにあった。特別行政区政府律政司の努力を経て、香港が今年初めて試験場の一つとして認められ、5日より申込を引受、20日までに締め切る、9月17日、18日は受験日。あらゆる科目の試験も香港で行われ、香港出身者により試験監督、繁体字で試験問題を解くことを認める。試験に合格した場合、大陸部都市で1年を期間とする実習を経て、実習証明書を得てから大陸部従業資格を取得。
Hong Kong Examinations and Assessment
Authority海外・専業試験部の羅慧基総監によれば、応募者は香港永久性住民、香港高等学院または外国大学学歴証明書を持つ人でなければならない。
香港都市大学は大陸部の有名な大学3校と研修教室を開き、受験者に試験要領を解説、試験をめぐり系統的に育成、7月中旬から開講。
国家統一司法試験制度は02年より発足、これまで成功裏に3回にわたって試験を行ったことがある。そのうち昨年の3回目の国家司法試験は初めて中国香港・マカオの住民の応募を認めた。
初めて試験に参加した香港受験者は試験の内容、重点、解答方法について熟知しなかった上、2日間深センに滞在しなければならなかったため、試験成績に影響を与えていると訴えた。
情報によれば、『中国本土と香港の間の経済・貿易緊密化協定』(CEPA)の実施以来、45社の香港弁護士会社が大陸部の11の都市で54社の事務所を設置、3社は北京、重慶、天津での連合経営が認められた。
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