国際児童の日が訪れた際、青海省衛生庁は、過去10年間、青海省の嬰児、5歳以下の子供の死亡率が目立って下降し、以前の高死亡率の情況が一変したと明らかにした。
青海省衛生庁巡視員・艾克元氏によると、嬰児、5歳以下の子供の死亡率は国際上で一国・地域の経済、社会の発展情況、国民健康水準をはかる重要な指標の一つだ。過去10年間、青海省衛生関連部門はインフラ整備、関係者養成、子供健康診断範囲拡大などの措置を講じ、5歳以下の子供、嬰児の死亡率が年々下降し、子供の健康の情況が改善されている。
統計によると、2004年末までに、青海省の子供健康診断「被覆率」が60.84%に達し、1995年を35.32%上回った。全省で、5歳以下の子供、嬰児の死亡率がそれぞれ38.34‰、32.17‰下降し、十年前に比べ、20.97‰、17.31‰下降し、年平均下降率が全国平均1〜2‰と横ばい。そのうち、都市部では、5歳以下の子供、嬰児の死亡率がそれぞれ15.09‰、13.71‰下降し、全国平均に近い。農村部では、それは41.12‰、34.47‰下降し、全国平均の33.4‰、28.17‰との格差が縮まっている。
調べによると、現在、青海省の妊婦・産婦の入院率は66.37%だけで、全国平均79.4%を下回り、自宅での出産において、新生児窒息、吸入性肺炎は嬰児死亡率が高い主因だ。
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