国家鳥インフルエンザ参考実験室の陳化蘭主任は昨今、同実験室はH5N1亜型遺伝子組替鳥インフルエンザウイルス不活性ワクチン、H5亜型鳥インフルエンザ遺伝子組替鶏痘ウイルスキャリヤー生ワクチン研究に成功。

　新型ワクチンは徹底的に高病原性鳥インフルエンザのH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスが水禽を介し家禽、哺乳動物、人類に感染する経路を切断できる。 H5N1亜型遺伝子組替鳥インフルエンザウイルス不活性ワクチンはその種株が当面、国際先端的なインフルエンザウイルス反方向遺伝子操作技術を応用、これによって開発した不活性ワクチンは家禽、哺乳動物に安全で、免疫作用が高く、鶏への有効免疫保護期が１０ヵ月以上。

　 H5亜型鳥インフルエンザ遺伝子組替鶏痘ウイルスキャリヤー生ワクチンは成熟かつ安全な鶏痘ウイルスをキャリヤーとし、遺伝子組替DNA技術を応用して開発した新型遺伝子テクノロジー鳥インフルエンザ鶏痘混合ワクチンだ。

　動物試験結果では遺伝子組替鶏痘ワクチンは免疫後９ヵ月内に依然としてH5N1 亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスの侵入を阻止できることが確認された。

　陳氏によると、新型ワクチンは効果的に水禽鳥インフルエンザ予防・治療の難題を解決、同分野において我々は世界先端にあるという。同２種類の新型ワクチンは国家検査に合格、緊急に青海省剛察県に輸送され、鳥インフルエンザの拡散を防ぐ。

　 黒龍江ハルピンに設置された国家鳥インフルエンザ参考実験室は鳥インフルエンザ疫病情況を診断、予防、治療する専門機関だ。中国が研究を始める前に世界中で水禽鳥インフルエンザワクチン試験に成功したケースはなかった。