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長江流域:今年、水害対策情勢厳しい
2005 -5 - 16 11:33

 水害が軽かった昨年と違い、年初になってからの悪天候の影響を受け、長江流域での水害対策の情勢が厳しく、全流域での降雨が例年より多く、局地では、水害発生の確率が高い。

  5月15日、南昌で開催された長江水害対策総指揮部会議では、長江水利委員会主任・蔡其華氏は以下のように述べた。今年、長江流域の水害対策情勢が厳しい。春になってから、長江中下流及び長江より南部の地域は長雨が続き、5月、湖南の湘江、資水では、過去最高の水位が現われ、洞庭湖、長江中流でも、過去最高の水位が現われていた。

 中国気象局によると、今夏、長江中下流地域、長江より南部の地域では、水害発生の確率が高い。長江水利委員会水文局の予測によると、今年の増水期に、長江流域の降雨が多すぎ、6〜8月、上流地域の降雨が従来と大きく変らないが、局地では、豪雨、水害が発生する。中下流地域では、降雨が多すぎ、一部の地域では、水害発生の確率が高いという。

  長江水害対策総指揮部は「1954年と同じ規模の洪水が発生しても、本流、重要な支流の堤防、洞庭湖、ポーヤン湖、重点ダム、大中都市、重点施設を確保する。

 基準以上の洪水が発生した場合、一切の措置を講じ、最大限に水害による損失を減らす」という目標を掲げた。長江水害対策総指揮部は各地方が責任制を明確にし、洪水対策を練り、長江沿岸の地方は河川の監視を強化し、長江での川底ざらい作業を規範化させるよう要請した。

 
 
 

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