記者が１２日、中国情報産業部から得た情報では最新統計データでは中国インターネット利用者が９８８０万人に達していることが分かった。

 １２日開かれた中国〜アセアン電気通信週間閣僚フォーラムで情報産業部の関係者は改革開放以来、中国情報産業は急成長を収めた。目下、固定電話と携帯ユーザー総数は６．７４億と、世界一に躍進、普及率は２４．９％と２５．９％に上っているという。

　 ０４年中国電子情報産業売上は２．６５兆元、輸出額は２０００億ドル、自主研究開発・生産製造・製品輸出能力はさらに向上。

　中国情報産業増加額の国内総生産に占める割合は７．２％、国の先導産業・基幹産業・基礎産業と位置づけられ、経済社会進歩・住民生活改善に重大な役割を果たした。

　 一方、中国情報通信業の総体的レベルは先進国に比べ大きな開きがあり、技術業務革新能力と中核競争力に弱く、都市・農村の間、地域間の発展もアンバランス。

　また、当面、中国は全面的にいくらかゆとりのある社会を建設中、社会各方面の情報技術・ネットワーク・サービスへの需要も増えつづけ、中国は好機をつかみ、情報通信業の急成長を押し進める。

　同フォーラムは１２日開幕の中国〜アセアン電気通信週間シリーズイベントの一つだ。同活動は中国情報産業部とアセアン各国の情報通信主管部門との共催、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ラオス、カンボジア、ブルネイ、タイ、ミャンマーといったアセアン加盟国１０ヶ国の部長およびアセアン秘書長が出席。