記者の甘粛絶滅危機動物研究センターから得た情報では15頭のサイガが同センターで順調に出産した、今年は中国絶滅危機動物サイガを改めて導入以来、繁殖頭数の最多の一年だ。
同センターサイガ研究員の李岩さんによれば、15頭のサイガは4月23日〜5月5日、30ヘクタール近くの飼育場で自然的に繁殖、哺育されたもので、現在、健やかで生き生きとしている、成育率は100%。サイガは大きくふくらんだ鼻が主な特徴で、国家一級保護動物として薬用価値がきわめて高い。
目下、全世界の頭数はおよそ5万頭、10年前に比べ約95%減り、主にロシアカスピ海以東、カザフスタン、タジキスタンといった地域に生息。
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