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シルクロード情報サイトが開設、「一帯一路」沿線の65カ国をカバー

2017年 5月 18日10:39 提供:東方ネット 編集者:範易成

シルクロード情報サイトが開設、「一帯一路」沿線の65カ国をカバー

  17日午前、上海社会科学院で「『一帯一路』研究成果発表会」が開催された。この席上、上海社会科学院と中国国際経済交流センターの協力による「シルクロード情報サイト」を正式に開設したことが発表された。これは「一帯一路」沿線の65カ国や地域、また日本や韓国など、関係する国の複数の都市をカバーする「一帯一路」のビッグデータを提供することで、「一帯一路」の建設をデータ面から強くサポートするものだ。

  サイトは電子文献、データ分析、成果発表の3つの機能を擁している。電子文献機能は、主に「一帯一路」沿線諸国及び主要都市の各種文献資料を提供するもので、国や都市の状況、論文、著作、研究報告、評論報道などを含む。データ分析機能は、主に「一帯一路」沿線諸国の産業、投資、貿易、金融、園区などのデータを分析するもので、動態分析報告を行って政府、企業、シンクタンクなどの機構に対して、情勢判断及び政策決定コンサルティングサービスを提供する。成果発表機能は、主に国内外のシンクタンクや企業が、「一帯一路」及び沿線国家との発展や提携の各種研究成果を発表するものである。

  上海社会科学院の王戦院長によると、この4年間、上海社会科学院では積極的にハイエンドのシンクタンクという優位性を生かしてテーマ研究に努力を重ね、50以上の課題研究を完成させた。また国際協力開拓分野では、「一帯一路」沿線諸国のシンクタンクとの協同研究を深め、様々な分野で「一帯一路」シンクタンクの協力ネットワークの第一段階を構築した。

  王戦院長はさらに記者の質問に答えて、上海は「一帯一路」建設の支点都市になるべきだ、と述べた。その理由は海外投資における上海政府と企業の成果が明らかだからで、例として2016年の上海企業の対外直接投資の登録数が1425件、登録投資総額366.5億ドル、実際の対外投資額は251.29億ドルであり、同期比51.7%の伸びで中国全体の14.7%を占め、第1位だったことを挙げた。

  また、発表会では『「一帯一路」投資貿易発展報告(中英文)』と『一帯一路中外合作園区発展報告』も同時に発表された。