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日系企業@輸入博|富士フイルムが第4回輸入博で中国初の2商品を出展

2021年 11月 4日17:55 提供:東方網

日系企業@輸入博|富士フイルムが第4回輸入博で中国初の2商品を出展

  現在、一部のコンビニでは富士フイルムの透明投影フイルムを使用して、商品リストや広告画面などを冷蔵庫や自動販売機に投影している。これは同社が輸入博で展示した新技術と商品の成果だ。4回連続で出展している同社は、フイルム会社から多元化グローバル企業へ、成功裏に変身を遂げた。今年富士フイルムは、最新商品技術を純粋に展示することは止め、会社のCSR計画『Sustainable Value Plan 2030(SVP 2030)』に対応した健康、生活、環境と仕事スタイルをめぐるブースを設置した。また、LTO9磁気テープストレージメディアと、曲げることができる電気音響変換フイルムという中国で初めて展示される二つの商品をもたらした。 

  富士フィルム第4回輸入博ブース

  今年、同社はインテリジェント医療、多彩な生活、インテリジェントオフィス、エコ·環境保護という四つの展示エリアを設置している。富士フイルムが四大分野の商品とサービスにおいて多元化経営活動を展開していることと同時に、社会課題の解決にも貢献していることをアピールしている。 

  LTO9磁気テープストレージメディア

  先進的なバリウムフェライト磁性体技術を採用して開発したLTO9磁気テープストレージメディアは、最大容量18TB、圧縮後45TBを実現し、保存期間は50年以上、書き込み·読み込みしない時は基本的に電気を消費せず、電源使用効率(PUE)を軽減し、中国の2060年カーボンニュートラル目標の実現に貢献できる。また、フイルム開発·製造で培った材料設計技術、分散技術、精密塗布技術を十分に活かして、磁石やコイルなしで電気信号で直接振動する電気音響変換フイルム「B.E.A.T.」(Bendable Electro-Acoustic Transducer)を開発。音響特性も有しているため、折り曲げ式スピーカーの実現につながった。

  同社の関係者によると、これまでの輸入博を通じて、傘下にある複数分野の最新商品、サービスとソリューションにおいて中国業界の発展に積極的に貢献できた。また、輸入博で協力意向に調印した商品も少なくなく、このうち一部の協力はすでに実行されているという。同社の高い技術は、企業協力と技術実現に向けて、着実に前進していると言えよう。

  (編集:曹 俊)