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習近平主席、ベネズエラのマドゥロ大統領と会談
2014年 7月 21日16:15 / 提供:中国国際放送局日本語放送
 ベネズエラを公式訪問中の中国の習近平国家主席は20日、マドゥロ大統領と会談を行いました。両首脳は友好的で打ち解けた雰囲気の中で、両国関係及びその他の共に関心を寄せる問題について踏み込んだ意見交換をし、両国関係を包括的な戦略的パートナーシップに引き上げ、より広い分野で両国の協力を推進していくなど、幅広い共通認識に達しました。

 習主席は両国の包括的な戦略的パートナーシップを「戦略的な信頼関係、全面的な協力、互恵共栄、共同発展」と定義し、その中身について、◇両国首脳が常に接触を保つと共に、政府間や政党間の交流を強め、互いにの核心的な利益に関わる問題で支持しあうこと。◇金融と投資をエンジンとし、エネルギー協力を主軸として、鉱産やインフラ整備、科学技術などの分野での協力を車輪として推進することで、農業モデルパークの建設を早期開始すること。◇国交樹立40周年を契機に、文化や教育、観光、メディアなどの協力を促すこと。◇両国関係を中国・ラテンアメリカ関係、発展途上国の団結協力、ひいては世界の平和と発展といった大局において、全体的な局面からの視点で策定することなどを提案しました。

 マドゥロ大統領は、チャべス前大統領の遺志を引き継ぎ、戦略的な見地に立って中国との包括的な協力を強化していく意向を示すと共に、中国企業がベネズエラ進出を拡大し、石油化学や経済特区の開発などへ参入することに歓迎の意を示しました。

 

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